スマートフォンで大規模Shapefileと空間データセットを読み込む

GoGISがiPhone・iPadで大規模空間データセットを速度低下なく処理する仕組み。

大規模な空間データセットはモバイルデバイスにとって難題です。郡の区画Shapefileは20万ポリゴン、150MBに達することもあり、それをすべて一度にメモリに読み込むと、ほとんどのスマートフォンやタブレットが処理しきれません。すべてのズームレベルですべてのフィーチャーをレンダリングする単純なアプローチでは対応できないのです。

GoGISはモバイルでの大規模データ処理を前提にゼロから構築されています。その仕組みを説明します。

GoGISの大規模データ処理方法

GoGISでファイルを読み込むと、データセット全体をメモリに展開するのではなく、デバイス上のインデックス付き空間データベースにインポートします。これにより:

GoGISのiPhoneで滑らかに表示される高密度ベクターデータレイヤー
iPhoneで大規模な区画データセットを閲覧 — 地図は表示中のフィーチャーをレンダリングし、完全なデータセットはインデックス付きで検索可能。

「大規模」とは具体的にどの程度か

具体的な数字で示すと、GoGISが日常的に処理しているデータセットの規模は以下の通りです。

実用上の制限:制約となるのは通常フィーチャー数ではなく、デバイスのストレージです。50万フィーチャーの区画レイヤーは、Shapefileで200MB、空間データベースでは300〜400MBになる場合があります。非常に大きなファイルを読み込む前に、デバイスの空き容量を確認してください。

対応フォーマット

大規模データセットはソースに応じてさまざまなフォーマットで提供されます。GoGISは一般的なフォーマットをすべて処理できます。

大規模データセットを扱うコツ

色分けを活用

画面上に数千のフィーチャーがあると、すべて同じに見えます。属性で色分けすると — ゾーンタイプ、土地利用、所有者、ステータスなど — パターンが瞬時に浮かび上がります。大規模データセットを読み込む理由の多くは、まさにこの空間パターンを確認するためです。

GoGISのiPadに表示された色分けされた高密度ポリゴン区画データ
iPadの郡全体区画データ — 属性で色分けして空間パターンを一目で把握。

検索とフィルター

数十万のフィーチャーがあるデータセットでは、すべてをスクロールして見ることはできません。検索・フィルターツールを使って必要なものに絞り込みます — 特定の所有者、日付範囲、土地利用コードなど。GoGISはインデックス付きデータベースのすべての属性を横断検索し、一致するフィーチャーに地図をジャンプさせます。

複数データセットの重ね合わせ

モバイルGISの真価は1つの大きなファイルを開くだけではなく、レイヤーを重ね合わせることにあります。区画データを下層に置き、洪水区域を追加し、現場観察データを上に重ねる。レイヤーのオン・オフを切り替えて、単一のデータセットでは見えない関係性を発見できます。

大きなファイルをデバイスに転送する方法

ファイルをスマートフォンに転送する方法はいくつかあります。

大規模データ。小さなデバイス。問題なし。

GoGISは他のアプリでは扱えないデータセットを処理するために作られました。買い切り、サブスクリプション不要。

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